現場発!いま私たちにできること

平成30年2月19日 赤い羽根共同募金で支援させて頂いているフォーラムを拝聴させて頂いてきました♪♪♪

 

平成29年度地域福祉推進フォーラム

地域共生社会に関する政策動向を確認しつつ、県内で取り組まれている社会福祉法人(社協・施設)民生委員・ボランティア・NPO等による様々な地域福祉実践(公益的な取組)を共有、制度の狭間にある福祉課題・生活課題への対応について皆で考える場とするために県社会福祉協議会が開催されました。

 

福祉関係の方が沢山来場!

まずは、

桃山学院大学 社会学部社会福祉学科 教授 松端克文氏 の基調講演

「地域共生社会の推進に向けて」

 

     地域共生社会?我が事・丸ごと?

 国においては、法改正の他地域共生社会の実現に向けた諸施策が展開される方向にあり、制度毎の

「縦割り」等の関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が「我が事」として参画し、住民に身近

 な圏域で「丸ごと」受け止める場づくりをし、地域をともに創っていく社会づくり推進されよう

 としているそうです。

 

・・・国の施策というのは、いつも難解です・・・通知文書などは言葉を読み解くのにいつも一苦労です。

 

でも、このようにお話を聞くことによりとても分かりやすく、そしてまた!次に行われたパネルディスカッションでの事例報告は、具体的で、しかも県内で実際に取組れているのことなので「いま私たちにできること」を考えるうえで、とても参考なるものだったのではないでしょうか♪♪♪

「現場の声」というのはとても説得力がありますね。

事例報告をひとつご紹介

現在版寺子屋を目指して

  子どもの寺 童楽寺 住職 安武隆信 氏

  10年前から「ファミリーホーム」を設置運営されています。

   ※里親制度と並ぶ家庭養護の制度です。

きっかけはまさしく「我が事」

 ご自身の子どもさんができて、過疎の進むこの町で

 「自分の子どもの通う学校は大丈夫なのか!?」「一緒に遊ぶ友だちができないんじゃないか!?」

 

 少子高齢化が進むと「この地域がなくなってしまうんじゃないか!?」

 

そして、民生委員さんはじめ地域のみんなの協力の下、「現在版寺子屋活動」をスタート。

 その活動の中、さまざまな事情により家庭での養育が困難又は受けられなくなった子どもたちを、温かい愛情と正しい理解を持った家庭環境の下で養育する「ファミリーホーム」の運営に取り組まれたそうです。

 

地域で子ども達を受け入れるという土壌

実は・・・

昭和40年代にも同じような「過疎」という課題がこの地域にはあって、そしてその当時の地域の方々が「山村留学」という制度を使って地域を活性化したという実績あったそうです。その当時から担い手であった方々はすでに高齢化(長老は95歳!)

その方から、住職に後継していってもらえないかとお声掛けがあったのだそうです。

子ども達の居場所は「地域」でなくてはならない

活動をされる中、住職が感じられていることは、

核家庭化がすすんでいることもあり、子育てを「家庭」で完結することが多いが、はやり、子ども達は「町」に育てられ、地域みんなで一緒に育てていくことが大事だということだそうです。

 

ホームのある近所のお年寄りは、「ちょっと卵1個頂戴~」「ちょっと醤油かして~」と気軽に声掛けできるご近所付き合い。また、童楽寺の子ども達からも、常に地域のお年寄りに声掛けするようにしているそうです。

 

また、地域に住む大人は消防団などの地域の団体に所属することにより、地域の情報を自然とみなで共有。それが子ども達だけでなくお年寄りの見守りにも繋がっているとのことでした。

 

地域のつながり、地域に住むみんなの「居場所」をつくることができるのですね

 

 

子ども達の里親になる・・・というのは、誰しもができることではないかもしれません。

でも、子ども達の「居場所」である安心できる地域を創ることは、地域のつながり一人一人が心掛けることによってできる「いま私たちにできること」のひとつかもしれない・・と思いました。

その他パネラー(事例報告)

 和歌山市宮北地区民生委員・児童協議会会長  中嶋  滋 氏

 社会福祉法人喜成会 地域福祉推進室     門脇 克文 氏

 社会福祉法人有田市社会福祉協議会 上席主任 宮本 朋子 氏

 

赤い羽根共同募金は、和歌山の町がもっともっと良くなるように

和歌山の「ささえあいの心」をつないで参ります。

 

ささえあう心 和歌山をつなぐ 赤い羽根