「制度のすきま」を埋める

~共同募金ってどんなことにつかわれているの~

「地域巡回ふれあいいきいきサロン」(福)美浜町社会福祉協議会

 

何がはじまったのでしょう??

学校の授業が始まったようです。

「家の近くで集まったりできるところがあったらいいのになぁ」という地域の高齢者の「声」を、社協職員がきいたことがきっかけに始まった浜ノ瀬地区のサロン。

みんなで歌を歌ったり演芸会を見たり楽しい時間を過ごします。

サロンには社協職員が同行し、困り事等の相談にのったり出欠の確認により安否確認の機会としています。共同募金は、そんなサロン活動に必要な機材の購入などに活かされています。

 

そしてサロンは地域のボランティアの皆さんに支えられています。

 

 

今回「学校の授業」の演芸をして下さったのは

地域のボランティアグループ「みつや会」

怪しげな女学生はなんと会長さんでした!

みつや会ボランティアさんの一言

「週1回練習。出し物も全てオリジナル。楽しいよ~!」

 

 

サロンを支えて下さっている福祉委員の皆さん

通称「エプロン隊」

ピンクのエプロンが素敵です!

 

 

サロンの参加者の方からの一言

「遠いところまで出かけたりできないから近くの歩いていける距離でしてもらえるとすごくありがたいわ」

「制度のすきま」を埋める

 

高齢化人口比率51.0%

  ➡平成28年1月1日現在和歌山県内で一番高齢化の進む地域の高齢化人口比率です。

   住民の二人にひとりが高齢者です。

県下的には30.3%

  ➡ 近畿府県で1位 ※データは和歌山県HPより

美浜町浜ノ瀬地域は44.7%。

 

介護保険制度等高齢者への福祉制度はとても充実してきました。

でもやはり「制度のすきま」はできます。

今回紹介した高齢者サロンその「すきま」を埋めるとても重要な地域の取り組です。

共同募金でも和歌山の「今」を作ってくれた皆さんに安心して元気に暮らしてもらえるような地域づくりを支援していきます。